IMADRが国内外のNGOとともに搾取的移住・人身売買に関する共同提言書をG8首脳に提出

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(写真:洞爺湖サミットを前に行なわれたピースウォーク=2008年7月5日・札幌)


IMADRは、2008年7月7-9日に北海道・洞爺湖で開かれたG8サミットに向け、世界各地のNGOや研究者と共同で搾取的移住・人身売買に関する包括的な提言書をまとめ、7月3日にG8首脳に提出しました。共同署名団体はIMADRを含め、アジア・アフリカ地域のNGOを中心とする27団体です。

提言書を提出した目的は、世界の超大国の首脳に対し、搾取を受けている移住者たちがその安全を深刻に脅かされている事実に注意を喚起し、移住者の主要な受け入れ国として、人身売買被害者など搾取を受けた移住者の権利と安全を保護・促進する責任を自覚させるということです。これは、IMADRが2007年1月に人身売買と搾取的移住とのたたかいの「主流化」をめざして立ち上げた「搾取的移住と人身売買に反対するキャンペーン」の一環として計画・実施されました。

3部からなる提言書は、グローバルな搾取的移住および移住者の人権状況について、多様な側面から分析しています。第1部は移住全般に関し分析するとともに、ジェンダーと人種の観点からの考察を行なっています。第2部の4つのセクションはそれぞれ、気候変動、紛争、健康、教育という個別の課題領域と搾取的移住とのつながりに焦点を当てています。この第1・2部での分析に基づいて、第3部ではG8首脳に対し、次の6項目の提言を行なっています――①移住に関わる諸概念を明確化し、人身売買被害者の定義をより広く解釈すること、②途上国への無償援助を充実させること、③ジェンダー、人種、カースト、階級にもとづく差別とたたかうこと、④気候変動や紛争のさなかにいる移住者への保護策を講じること、⑤正規移住の機会を拡大すること、⑥移住者とりわけ非正規移住者や人身売買された人びとの権利を守ること。

提言書の全文(英語)はこちら(PDF274KB)
提言書の序文/要旨(日本語)はこちら(PDF159KB)
 近日中に日本語全文を掲載予定です。

関連イベント
*7月4日、札幌エルプラザにおいて開催するG8女性の人権フォーラム第2部「グローバル化の中のHIV/AIDS、搾取的移住、人身売買」の最後に、この共同提言書の紹介を行ないました(第1部午後1時より、第2部午後5時半より8時まで)。詳細はこちら

*IMADRは、人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)との共催により、本共同提言書および日本政府に対する人身売買に関する要請についての記者会見を行ないました。
- 日時:2008年7月6日(日)16:45-17:30
- 会場:市民メディアセンター北海道大学
     (札幌市北区北8西7 北海道大学クラーク会館2階)JR札幌駅下車徒歩8分

2008年07月03日

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