現代世界と人権22
国連と日本の人権―NGOから見た普遍的定期審査
2008年5月、国際政治の舞台で日本の人権状況が審査されるという新たな画期的機会が訪れた。すべての国連加盟国がたがいに各国の人権状況を審査する「普遍的定期審査」(UPR)制度が、国連人権理事会に新設され、そのもとで日本が審査されたのである。
本書は、UPR制度の特性や国連の人権保障システム全体の中での意義を分析し、日本審査の流れを追うとともに、その過程でのNGOのかかわりを検証する。それにより、この制度を草の根の人権活動がどのように活用できるかを探り、今後の審査に日本の市民社会が効果的に参画するためのツールとなることをめざす。他国審査の例も掲載し、関連する国連文書や、日本審査に際してのNGO活動に関連する文書を網羅するなど資料も充実。
目次より
- Ⅰ 人権理事会の普遍的定期審査(UPR)制度―発足と現状
- Ⅱ 普遍的定期審査(UPR)による日本審査の意義と課題
- Ⅲ 経験から教訓へ―インド、スリランカ、日本の普遍的定期審査とNGOのロビー活動
- Ⅳ ドキュメント 「慰安婦」問題ロビイングの実際
- Ⅴ 他国審査の例―NGOのロビー活動を中心に
- 資料編Ⅰ UPR日本審査に際してのNGO活動関連文書
- 資料編Ⅱ UPR日本審査に関する国連文書
2009年4月刊
編集:反差別国際運動、反差別国際運動日本委員会
発行:反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)
発売:解放出版社/A5判/234頁/ISBN 978-4-7592-6472-2
定価:2,000 円+税
* IMADR-JC会員特別価格:¥1,800(税込・送料実費別途)
10冊以上一括購入:1冊あたり¥1,800(税込・送料実費別途)