『ナチス体制下におけるスィンティとロマの大量虐殺』 (アウシュヴィッツ国立博物館常設展示・展示物カタログ・日本語版)

ロマニ・ローゼ編/金子マーティン訳、325頁、反差別国際運動発行、書店販売定価4000円

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第2次世界大戦下におけるナチス・ドイツによる「ホロコースト」は、ユダヤ人だけではなく、スィンティやロマと呼ばれている人びと(日本では「ジプシー」と紹介されていますが、この呼称には差別的な意味合いが含まれています)もアウシュヴィッツをはじめとした強制収容所で50万人以上が虐殺されました。

日本ではスィンティやロマ虐殺の事実がほとんど知られておらず、また、現在ヨーロッパ各地でスィンティやロマが被っている差別の実態についても無関心な状況にあります。

本書は、このような歴史と現状に鑑み、ポーランドのアウシュヴィッツ国立博物館常設展示「ナチス体制下におけるスィンティとロマの大虐殺」の展示物日本語版カタログとして刊行するものです。

申し込みは 反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)まで:
〒106-0032 東京都港区六本木3-5-11 松本治一郎記念会館
Tel:03-3568-7709
Fax:03-3586-7448
Email:publication@imadr.org
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目次:

序文
はじめに
「スィンティとロマ」という呼称について

第1部 ドイツ帝国におけるスィンティとロマの迫害:排除、権利剥奪、追放
 ナチス独裁体制の構築
 人種主義イデオロギー
 全面登録:「人種優生学研究所」
 地方自治体設置の拘禁施設
 排除の形態
 労働市場からの除外/教育現場からの除外/国防軍からの除外
 強制収容所制度の発展
 オーストリアでの迫害
 殲滅のための組織:「帝国公安本局」
 占領下ポーランドへの最初の追放
 ゲットーと強制労働収容所にて
 ウッジ・ゲットーのスィンティとロマ

第2部 ナチス占領下ヨーロッパでのスィンティとロマの大量虐殺
 チェコスロヴァキア
 ポーランド
 フランスとベルギー
 オランダ
 イタリア
 ユーゴスラヴィア
 ソ連
 ルーマニア
 ハンガリー
 地図にみるスィンティとロマの大量虐殺

第3部 絶滅収容所アウシュヴィッツ・ビルケナウ内収容所区域BⅡe区域:「ジプシー収容所」
 アウシュヴィッツのスィンティとロマ「ジプシー収容所」設立以前
 1942年12月26日のヒムラーによる追放令
 養護施設から追放されたスィンティとロマの子どもたち
 アウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所BⅡe区域へのスィンティとロマの到着
 「ジプシー収容所」の被拘禁者「帳簿」
 「ジプシー収容所」の位置と構造
 生き永らえるための日々の闘い
 大量殺戮の犠牲者たち
 強制労働
 ナチス親衛隊によるテロ
 メンゲレの人体実験
 自己防衛と抵抗
 1944年8月2日から3日にかけての「ジプシー収容所」の「粛清」
 アウシュヴィッツで選別され、ほかの収容所へ転送されたスィンティとロマのその後の運命

付録
 バルトシュフスキ教授による挨拶/展示会開会式の写真
 展示会図面/展示会風景

2009年11月12日

 

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