東京シンポジウム
IMADR-JCも参加している「JNATIP(人身売買禁止ネットワーク)」(外部リンク)のイベントをご案内します。
ここ数年、性的搾取を目的とする女性の人身売買が日本でも問題として認識されるようになりました。2004年12月、政府は「人身取引対策行動計画」を策定し、その計画に沿って 2005年7月には人身売買罪が新設された刑法が改正されるなどいくつかの法や省令が改正され、加害者に対する罰則が強化されました。
しかし、被害者の保護政策についてはいまだ十分な法整備や行政施策が行われておらず、政府の消極的姿勢が目立ちます。また、認知される被害者が減ったことによって、人身売買はもはや重大な課題ではないと考えられていないでしょうか? さらに、グローバル化がすすむ現在、性的搾取にとどまらず、研修、労働、結婚などさまざまな分野で、人を移動させ、管理し、搾取する形態が報告されています。
今回のシンポジウムでJNATIPは、独自の最新調査報告から日本の課題を明らかにし、さらに日本の外国人研修制度や国際結婚(大阪シンポ)、児童労働(東京シンポ)などから浮かび上がる搾取の構造、そして共通の課題について考えたいと思います。ふるってご参加ください。
●東京シンポジウム●
■日時 6月23日(土) 13:00開場~17:00
■場所 お茶の水女子大学 本館3階306室
■資料代 JNATIP会員500円 非会員800円
■要予約 03-3207-7880(JNATIP事務局)または
03-3518-6777(アムネスティ日本事務所) info@jnatip.org
▼<第一部>13:40~14:50
テーマ:日本のなかの人身売買 JNATIP最新報告書から見えてきた課題
・ 斉藤百合子(JNATIP運営委員/恵泉女学園大学)
『人身売買被害者支援の連携の構築~地域・国境を超えた支援に向けて』調査
活動報告
・ 戒能民江(JNATIP運営委員/お茶の水女子大学)
『日本政府のこれまでの取り組みと課題~被害者保護の視点から』
▼<第二部>15:30~16:20
テーマ:多様化する人身売買と研修生 共通する課題
・ 甲斐田万智子さん(JNATIP会員/国際子ども権利センター)
『カンボジアにおける子どもの人身売買~性的搾取と強制労働』
・ 川上園子(JNATIP運営委員/アムネスティ・インターナショナル日本/外国人
研修生問題ネットワーク)
『すすむ管理強化と低賃金化~日本における外国人研修制度』
▼<質疑応答と全体討論>16:20~17:25
■東京シンポ主催
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)
〒104-8238 東京都中央区銀座5-15-1 SP520
TEL:03-3207-7880 / FAX:03-3207-7880 / Email: info@jnatip.org
*このシンポジウムは、トヨタ財団の助成を受けています。
2007年06月07日